薬物汚染大国・中国 使用者は最低でも235万人

中国人

中国政府は、18日、2015年末の時点で、当局が把握した中国国内の薬物使用者が234万5000人にのぼることを発表した。中国紙などが報じている。

同日、中国の薬物規制当局である国家禁毒委員会は、昨年1年間の中国の薬物乱用状況をまとめた報告書を発表した。公表によると、警察当局が把握している麻薬常用者は昨年末時点で234万5000人。うち18歳未満が4万3000人、18~35歳が142万2000人で、35歳以下が全体の62.4%を占め低年齢化が目立つ傾向にあった。新たに麻薬の使用を始めた人は53万1000人で、前年から14.6%の増。摘発された薬物事件は16万5000件(前年比13.2%増)、薬物事件の容疑者は19万4000人(同15%増)、押収された薬物は102.5トン(同48.7%増)であるという。押収された薬物のうち中国国内で製造されたものは79トンで、全体の77%を占めていた。

中国で出回っている薬物は、主にミャンマーやアフガニスタン、南米などから持ち込まれるほか、中国国内でも広東省や四川省など各地で製造しているという。また、覚醒剤は北朝鮮から持ち込まれるものも多い。中国人の中流層以上にとって、薬物は贅沢品として嗜好されているといい、実態としては1400万人超の薬物常用者がいるともされる。昨年から食品に混入し販売するなどの事件も起きており、中国当局は蔓延阻止に努めているというが、悪化の一途を辿っている。

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赤松 伊織
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