韓国酒類メーカー「麹醇堂」は、日本の花見の季節に合わせ、韓国人が伝統酒としているマッコリを10万本輸出する計画であると明かしている。在日韓国人団体として知られる民団(=在日本大韓民国民団)などの手引きによるものとみられ、民団新聞も報じている。
民団の説明によると、販売される予定のマッコリは「麹醇堂マッコリ春限定桜デザイン」とのタイトル。花見の季節に合わせて東京や大阪で販売されるという。10万本を日本にゴリ押し予定だ。
マッコリといえば、2014年、韓国食品研究院食品分析センター研究チームが「スクアレン」という物質が入っていることを公表している。スクアレンは「肝油」製品などに含まれる成分であり、サプリメントなどに多用されているが、ヒトに対して有効な成分であることは確認されておらず、むしろ幼児が摂取し続けると呼吸困難を引き起こす事例が報告されている。
マッコリは韓国が2010年頃から「伝統酒」などと呼称、韓流ゴリ押しとともに日本に出荷を過剰に続けていた。しかし日本では売れず、取り扱い本数もみるみる減少、輸出量は5年間で4分の1にまで低下した。今回の10万本ゴリ押しは見かけの売り上げアップのための工作なのか、はたまた日本でゴリ押しすればまだ売れると思っているのだろうか、意図が気になるところだ。