京都府警田辺署などによると、10日、京都府京田辺市の近鉄新田辺駅から「走行中の電車から人が飛び降りた」と110番があった。同署の調べで、同駅から南へ約500メートルの踏切付近で、韓国人の男子大学生(19)が頭に怪我を負い倒れていた。病院に搬送されたが意識はあるという。産経新聞などが報じている。
男子学生はいずれも韓国人の知人男性3人と一緒に近鉄奈良発京都行きの上り急行電車に乗車していた。知人らは同署の調べに「4人で日本に旅行で訪れていた」「走行中の電車のドアを開けて飛び降りた」と説明しているという。同署が詳しい状況を調べている。近鉄によると、この電車は非常時などに車両内から手動でドアを開けられる形式になっていた。このトラブルで、京都線の上り線の一部で約30分間にわたり運転を見合わせ、ダイヤが乱れた。
韓国人観光客が増加、日本の治安が著しく乱されている。過去には重要建築物への放火や落書き、暴行事件などもあった。