話題:訪日外国人、なぜか自販機を撮影

自動販売機

日本は自動販売機大国だ。世界で自販機が普及しているのはもちろん先進諸国であるが、その中でもきちんと国として商品販売額や出荷の統計を取っているのは日本とアメリカのみ。人口・国土あたりの自販機普及率が世界一なのは日本である。その他の国々では自販機があること自体が珍しいといった状況で、むしろ自販機がこれほどまでに普及している日本こそが珍しいといったところ。最近ではタッチパネル式や自動で年齢や性別を判断しオススメ商品を割り出す自販機なども現れ、世界の度肝を抜いている。日本の自販機の年間経済規模は、4兆7000億円だ。

世界で自販機が普及しない理由は大きく2つある。1つは人口と国土だ。日本は狭い国であるから、自販機の利用率も必然的に高くなる。広い国土を持つ国であると自販機を置いたところで利用する人々も少ないため採算が合わない。そしてもう1つは犯罪率だ。日本は先進諸国の中でも極めて犯罪が少ない。日本の犯罪の少なさは統計上世界3位とされているが、他国が殺人や放火などといった重犯罪のみで算出しているのに対し、日本は窃盗や少年犯罪、軽犯罪もカウントしている。そのことを考慮すれば、世界一犯罪が少ない国ともいえる。犯罪率の高い国では強盗・略奪もさかんに行われるため、自販機を置いておくとそれらの犯罪のターゲットにされる危険がある。そのため自販機をむやみに置けないというのが諸外国の現状だ。

大手動画共有サイト「YouTube」や、ネットサービス「Facebook」などに、訪日観光した外国人が日本の自販機の画像や動画を投稿する例が相次いでいる。街に自販機が立ち並んでいる光景や、駅ナカの自販機の光景。日本人にとっては見慣れた光景でも、外国人にとっては未来の光景だ。その便利さと先進性に世界が羨んでいる。


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赤松 伊織
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豊受真報編集長、赤松伊織です。読者の皆様に様々な情報をご提供できるよう精進してまいります。豊受真報をご愛読くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。