観光産業、いつまで中国人の“爆買い”容認? “爆害”になる日も近い

中国人

昨年から取り沙汰されている中国人観光客の“爆買い”。日本の製品や農作物は非常に質が高い。その優れた品質とクオリティで「メイド・イン・ジャパン」は世界で1つのブランドとして確立するほどとなっている。一方、世界でも類をみないほど劣悪な商品が蔓延る中国。中国人は自国産のものを買わず、中流~富裕層の間では日本産のものを買う動きが出てきている。はじめは粉ミルクや紙おむつなどの限定された商品が“爆買い”されていたが、今やその手は炊飯器や掃除機といった家電から果物や米といった農作物にまで及んでいる。その目的は個人での使用はもちろんのこと、転売などにも。日本の各観光協会などは中国人観光客を格好の顧客として判断、現在は誘致を推進している現状がある。規制の動きは今のところない。

「メイド・イン・ジャパン」を狙う中国人。日本の一部の企業はこれによって確かな儲けを得てはいるものの、商品を取り合ったり店内で暴れたりする中国人が続出、逮捕者まで出ている状態。中国人のよく訪れる観光地は確実に治安の悪化も招いているのだ。「メイド・イン・ジャパン」は中国人のためだけのものではない。横暴な中国人によって、他国の観光客が中国人のよく訪れる観光地を避けるようになってきてしまっている。それもそのはず、外国人は観光しに日本に来るのに、わざわざ中国人に会いに来る道理はない。結果的に中国人以外の観光客離れを招きつつあるのだ。これでは日本全体にとっての不利益だ。

実際、中国人の“爆買い”の実態は世界の各紙が報じている。今月2日にはドイツ紙が中国人の日本産フルーツ“爆買い”の実態を報じた。昨年にはイギリス紙がドラッグストアでの日本産の医薬品“爆買い”の実態を紹介。昨年末には新語・流行語大賞2015に「爆買い」のワードが入賞したことをうけ世界中のメディアがそれを伝えた。中国人に蝕まれる日本の実態は着実に海外にも広まっているのである。世界にとっての中国のイメージはもともと最悪。中国人が集まる場所ならばと、外国人が観光地として日本を避ける傾向が生まれる要因は揃ってしまっているのだ。

そして今後、もし中国人の“爆買い”に規制の動きが出たらどうなるか───そうなれば現在中国人誘致に全力の地域は産業が崩壊だ。観光産業が成り立たなくなる危険性がある。規制の動きが生まれる要因も揃っている。前述したよう、治安の悪化が最大の原因。あるいは中国政府が自国産の商品を買うよう呼びかける動きもあるため、日本が規制しなくても率先して中国側が制限する可能性もある。このまま観光地が中国人の“爆買い”を推進していくことは、日本の観光産業の衰退を招くことになりかねない。今はその瀬戸際なのである。いや一歩ずつ着実に崩壊に向かって進んでいるとしても過言ではない。“爆買い”が“爆害”になる前に、日本の観光地は目先の利益にとらわれず長期的な展望を視野に入れ、中国人対策を練った方が良いことだろう。

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赤松 伊織
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豊受真報編集長、赤松伊織です。読者の皆様に様々な情報をご提供できるよう精進してまいります。豊受真報をご愛読くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。