オーストラリアでインフルエンザ大流行 北半球への影響も

インフルエンザウイルス

アメリカ合衆国のメディア「CNN」は、5日、オーストラリアでインフルエンザの流行が例年以上に深刻化していることを報じた。その上で、「北半球は南半球の直後にインフルエンザの流行期を迎える」とし、北半球も「オーストラリアと似たような状況になるかもしれないと専門家は予想している」と報じている。

オーストラリア政府の公表によると、8月18日時点で確認されたインフルエンザの症例は、前年同期の約2.5倍にあたる9万3711人。感染者が最も多いのは80歳以上の高齢者と5~9歳の子どもで、今年に入ってからのインフルエンザによる死者は計52人と、前年同期の27人に比べて急増。入院した患者も昨年の719人から今年は1429人になった。今年のインフルエンザはA型(H3N2)が中心で、死者の81%はこの型だったという。

毎年ごとに威力を増しているインフルエンザ。日本では、厚生労働省をはじめとする機関がインフルエンザの蔓延状況、対策についての情報提供を行っており、ウェブ上で観覧が可能。しかし日本においても毎年猛威を振るっており、予防接種を行っても別の型のインフルエンザに感染する例が多発するなど、手がつけられない状況になりつつある。インフルエンザは主に冬に流行しやすいとされてきたが、夏にもインフルエンザにかかる例も少なくない。マスクの着用も実は臨床実験が十分に行われていない状態で、予防との関連は今のところ低いとされており、手を石けんで洗い清潔にする、換気をこまめに行うといった予防法しか確立していない。


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赤松 伊織
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豊受真報編集長、赤松伊織です。読者の皆様に様々な情報をご提供できるよう精進してまいります。豊受真報をご愛読くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。