天皇陛下の新年のご感想全文

天皇陛下 2016年

天皇陛下は、1月1日、2016年の年頭にあたり宮内庁を通じて文書で所感を公表された。

文書では戦後70年の節目と東日本大震災からまもなく5年になることに触れ、平安と被災地復興を希望することが表明された。文末には「本年が日本と世界の人々にとって幸せな年になることを祈ります」と記している。天皇、皇后両陛下は被災地へ度々足を運び、被災者をいたわり、励まし続けてきた。3月11日には政府主催の追悼式へ臨席するご予定。天皇陛下の新年のご感想全文は以下のとおり。

昨年は戦後70年という年に当たり,多くの人々が先の戦争に思いを致した1年でした。新年を迎え,改めて国と人々の平安を祈念します。

東日本大震災から間もなく5年を迎えようとしています。未だそれまで住んでいた地域に戻れずにいる人々や,仮設住宅で苦労の多い生活を送っている人々があることが案じられ,こうした人々が寒さの厳しい冬を健康に十分気を付けて過ごされるよう,そして,被災地域の復興が少しでもはかどるよう,願っています。

私どもの住む日本は誠に美しい自然に恵まれる一方,自然災害を受けやすい環境にあり,今年も日本人一人ひとりが防災の心を培うとともに,お互いが気を付け合って,身を守る努力を続けられることを心より希望しています。

本年が日本と世界の人々にとって幸せな年になることを祈ります。

(参照)

平成28年 天皇陛下のご感想(新年に当たり)(宮内庁)
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/gokanso/shinnen-h28.html

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赤松 伊織
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