中国・北京の大気汚染、最高レベルの警報発令

中国の大気汚染

中国・北京市大気重度汚染緊急対策指揮本部は、18日、大気汚染警報で最高レベルの赤色警報を再び発令した。当局はできるだけ外出を避け、健康管理に気をつけるよう市民に呼びかけている。中国メディアが報じている。

赤色警報の発令は今月7日以来、11日ぶり2回目。中国北京市政府は18日朝、19日から4日間にわたり深刻な大気汚染が予想されると発表。19日朝から22日深夜まで通行車両を半減させるなどの緊急措置を実施するという。今回の赤色警報は土日が含まれ、週明けの21、22日両日、市内の小中学校や幼稚園は休校・休園になる予定。一部企業も在宅勤務に切り替えるほか、汚染物質を排出する工場の操業や屋外工事も停止される。4段階ある北京市の警報のうち「赤色」は、深刻な汚染が72時間以上続くと予測されれば発令される。

環境汚染大国と呼ばれる中国。その汚染度は500年かかっても完全には復元しないレベルともいわれている。肺ガン死亡率はこの30年で約470%も悪化。自ら招いた汚染で企業や教育、交通までもが麻痺しているのだから自業自得だ。しかしその被害は自業自得には留まらず、中国付近の国々も影響を受けている。日本では冬の大陸からの季節風により汚染大気が流れつき、その風の影響をもろに受ける日本海側は昨年灰色に見える雪が降った地域もあった。韓国でも元から大気汚染が深刻だったのがさらに悪化。中国政府は「中国は大気汚染と戦っている」などとたびたび発言しているが、現在のところ具体的成果はまったく挙がっていない。

(参照)

北京の大気汚染、2回目の「赤色警報」発令―中国(レコードチャイナ)
http://www.recordchina.co.jp/a125381.html

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赤松 伊織
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