知識:中国の「ヘイハイツ」とは

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ヘイハイツ(黒孩子[Wikipedia])とは、中国の、戸籍をもたない子どもたちのことである。中国では一人っ子政策を行っていたが、貧しい農村では家庭に子どもが一人だけだと生活が成り立たない。そのため複数の子どもを産もうとするが犯罪となってしまうため、戸籍の届け出を行わないのだ。ヘイハイツになった子どもたちは国からの補助を受けることができず、生涯路頭に迷い続ける運命だ。日本では古くから「闇っ子」などと呼ばれている。

中国では、1980年代には約500万人のヘイハイツがいたといわれる。一人っ子政策は1979年から2015年まで続いたため、その間にヘイハイツになった子どもは1億人以上といわれる。中国政府は食い扶持がなくなることを懸念し、人口抑制政策として一人っ子政策を導入した。しかし現在ではヘイハイツが増えることを問題視し、人身売買が日常的に行われることになったため2014年から15年にかけて一人っ子政策をとり止めとした。中国が人身売買大国と化した一因がヘイハイツの存在なのだ。ちなみに中国政府は一人っ子政策をとり止めた理由を「社会保障制度の設計が追いつかないから」「高齢化への備えが不十分だから」などとしているが、ヘイハイツの急増が真の原因であることは言うまでもない。

この問題は日本にも少なからず影響している。ヘイハイツの子どもたちは日本、韓国、台湾などに密航、戸籍を買ってその土地の人間として暮らしている(=背乗り[Wikipedia])数も計り知れないといわれている。例えば日本では、金銭に困ったホームレスから戸籍を買い取る暴力団などの末端の闇業者が存在しており、その戸籍はヘイハイツに転売し買わせ背乗りを行わせている。本当は中国生まれであるのに日本人としてのうのうと日本国内で生活しているのだ。そういった背景を知ると、日本がマイナンバー制度を導入した理由もわかるだろう。

当然このような行為は許されるものではなく、ヘイハイツを生み出した中国政府の政策は世界中から批難されるべきであろう。そして現在でも戸籍を持たず路頭に迷っているヘイハイツは中国国内に大勢いる。今後も人身売買が続いていき、中には殺され臓器売買されるヘイハイツもいる。中国は重大な人権侵害大国なのだ。


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赤松 伊織
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豊受真報編集長、赤松伊織です。読者の皆様に様々な情報をご提供できるよう精進してまいります。豊受真報をご愛読くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。