タイ・バンコクの都市鉄道新路線開業 日本の援助で

パープルライン

タイ・バンコク首都圏の都市鉄道新路線「パープルライン」が6日に開業した。既存の都市鉄道「ブルーライン」を運営するバンコク・エクスプレスウェイ・アンド・メトロ社(BEM)が運営し、車両、信号・運行監視設備、変電設備、通信設備など鉄道システムの納入と軌道、駅設備などのメンテナンスを東芝、丸紅、JR東日本が担当する。タイの都市鉄道に日本の車両、システムが導入されるのは今回が初めて。タイの各紙が報じている。

パープルラインはタイで初めて日本の車両を使った鉄道で、日本企業がメンテナンスも行う。東京のJR山手線車両を土台にして作られた鉄道で、いわば山手線の姉妹線。タイでは交通の発達が大いに前進するとして期待の的だ。

さらにタイは新幹線が2017年開通予定で、こちらも日本からの受注。加えてレッドラインが2020年に完全開通の予定で、そちらも日本企業が関わる。三菱重工が信号、通信、軌道、電力などのシステムの設計調達、日立製作所がアルミニウム合金製軽量車両の設計製造、住友商事が商務の取りまとめと現地でのシステム据え付けを担当し、北線は日本政府の円借款、西線はタイ政府の自己資金で建設する。日本とタイを結ぶ国交の中枢として期待が高まっている。

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赤松 伊織
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豊受真報編集長、赤松伊織です。読者の皆様に様々な情報をご提供できるよう精進してまいります。豊受真報をご愛読くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。