中国と韓国の大気汚染に韓国メディアが反発

大気汚染

韓国紙・朝鮮日報は、25日、「大気汚染に奪われた韓国の春」との見出しで社説を掲載、中国と自国の大気汚染の現状を痛烈に批判した。

同紙は社説の中で、今月下旬頃に韓国各地が黄砂に見舞われたこと、済州島を除く全国のほとんどの地域に粒子状物質(PM)注意報・同警報が発令されたことを挙げた。これについて同紙は、「(韓国)政府は大気汚染の改善をあきらめているように思える」「PMの場合、中国から飛来するものが30-50%を占め、残りの50-70%が韓国で発生する」とした上で、中国・韓国が大気汚染について対策を万全に行っていないとする旨を掲載。同紙は、大気汚染で韓国の「春は奪われた」とした。

日本も、冬には冬型の季節風により中国・韓国から汚染大気が飛来、被害を受けている。中国・韓国両政府は「対策を行っている」とし徐々に成果を挙げていることを強調しているが、実際には改善がみられないのが現状。また韓国はこれまで、自国の大気汚染の原因は中国にあるとしてきたが、最近になって自国の汚染も深刻であることをようやく認めるようになった。中国やインドなどの研究チームがまとめたところによると、2013年のPMによる死者は550万人にものぼるとされる。さらに、2015年には中国での大気汚染での死者は1日4000人との調査も出た。世界中の大気汚染による関連死は年間700万人とされ、大半を中国が占めていることが明らかになっている。しかし中国・韓国両政府は資金を出し渋り、十分に対策を行っていない状態が続いている。

(参照)

【萬物相】大気汚染に奪われた韓国の春(朝鮮日報)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/04/25/2016042501469.html

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赤松 伊織
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