話題:韓国・平昌五輪は本当に開催されるのか?

パククネ

韓国紙・中央日報などは、先月、韓国・平昌における2018年開催予定の冬季五輪について、資金源として期待していた韓国内の銀行がほとんどスポンサーに就かないことを嘆く記事を掲載、韓国五輪組織委員会が支援ための所定金額を下げ対処したものの状態が変わらないことを報じた。組織委は、銀行・航空・自動車・製油など重要業種を相手に全方向的な接触に出たが、昨年11月時点で、見込んでいた57%しか支援金が集まらなかったという。ちなみに日本で行われる予定の2020年東京五輪は、開催が決定した当初より世界中からスポンサーの申し出が殺到、2015年5月にはIOC(=国際オリンピック委員会)がその日本人気ぶりに驚愕する報道が流れたほど。日本と韓国とでは、その人気と信用ぶりに天と地ほどの開きがある。

中央日報は、ことし2月、平昌五輪が2年後に迫っているにもかかわらず、競技場の完成率が65%にしか達していないことにも触れて報じている。同時期、一部競技のテスト大会が開かれたが、選手の滞在する場所から競技場まで移動に2時間を要することが発覚。選手らからは会場について不満が続出、「雪面が柔らかすぎる」「でこぼこしすぎ」などの声も挙がった。さらにはIOCと国際スキー連盟の記者会見が行われる中、韓国の建設業者が怒鳴り込んで乱入し、滞納額が40億ウォン(約4億円)にものぼることが明らかとなった。極めつけは、会場へのルート拡充のために鉄道路線工事を行うが、1月24日に複線電鉄の建設現場で橋の床が崩壊する大事故が発生。 人命被害はなかったとの公表だが、これまでも韓国では橋の崩落、路線の不備、建築物の崩壊、フェリーの沈没などの事故が相次いでいたため、競技場も手抜き工事で欠陥があるのではないかとの憶測が広く流れるに至ってしまった。こういった杜撰な準備でも組織委はスポンサー獲得を逃している実態がある。

また、一番心配されているのは開催時の気候だ。今年はエルニーニョ現象により、世界中で暖冬。韓国ではエルニーニョの年に大雪が降る傾向が高い。しかし、今年韓国に大雪は降らなかった。エルニーニョ現象はだいたい4~5年周期で訪れる。その間の周期はラニーニャと呼ばれ、2018年は世界中でラニーニャ現象が観測される可能性が高いとみられている。ラニーニャの年であると、韓国の気候は乾燥して穏やかな傾向がある。エルニーニョの今年ですら大雪が降らなかったのだから、2018年がラニーニャならば韓国は全く雪が降る可能性がないとしても過言ではない。韓国では雪不足の対策として人工降雪機を導入するなど試みているが、果たして競技ができるほどの雪を降らせることができるのか。その懸念から、韓国ではいまだに「開催地変更」を主張する者が多い。ただし、開催地変更は既にIOCが禁止を命じているため、全く期待できない。

他にも、選手用の弁当を作るはずの業者からサルモネラ菌が発見され処分されたり、テスト走行を終えないままぶっつけ本番を迎える競技が多いと予想されたり、大赤字が既に確定していたりと、とにかく問題山の如しだ。2018年に五輪を誘致していたのは韓国だけではなく、フランスとドイツもだった。その2国を蹴って開催が決定したのだから、泣きは許されない状況。韓国は五輪の絶対成功が条件である。果たして成功できるのだろうか?いや、開催されるのだろうか?既に失敗の予感しかない。

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赤松 伊織
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豊受真報編集長、赤松伊織です。読者の皆様に様々な情報をご提供できるよう精進してまいります。豊受真報をご愛読くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。