2015年のストーカー事件、減少・・・警察庁

ストーカー 推移

警察庁は、17日、2015年のストーカー事案及び配偶者からの暴力事案等の対応状況の統計を公表した。公表によると、2015年のストーカー事案は2万1968件で、2014年の2万2823件より減少(-3.7%)した。ストーカー事案の減少は4年ぶり。

刑法・特別法の適用による検挙は1872件で減少、ストーカー規制法違反による検挙は677件で増加したが、相談件数の増加等に伴い、いずれも2012年以降は高水準で推移している。ストーカー規制法の適用による警告は3375件で、前年比で204件増加。禁止命令は145件で減少した。加害者の年齢で一番多かったのは30代で、23.5%を占めた。ストーカーに及んだ動機は「好意の感情」が1万5419件で最も多く、次いで「好意が満たされず怨恨の感情」が4336件だった。

2015年は前年より減少したものの、近年はストーカーの手口が多岐にわたりつつあるため手放しでは喜べない実態がある。インターネットを通じて個人情報のばらまき、名誉毀損を行うストーカー犯罪(ネット・ストーカー行為)が増加傾向で、そのような手口のさらなる悪化に恐れ、被害者側が警察などの各機関に相談したり被害届を出さなかったりするケースが多発。結果としてネットストーカーを放置してしまうケースが生まれている。ストーカー犯罪の被害者は泣き寝入りするケースが多数出ているとみられ、統計に表れていないケースが相当数あると考えられている。警察庁は、「ストーカー行為の被害に不安を覚えたら迷わず警察に相談して下さい。あなたにとって最善の解決方法をみつけます。」「被害がより深刻になる前に最寄りの警察署又は警視庁総合相談センターにご相談ください。」とコメント、専用ページを設けアナウンスしている。警察庁の公表資料とストーカー規制法については以下URLより。

(参照)

平成27年におけるストーカー事案及び配偶者からの暴力事案等の対応状況について(警察庁)
https://www.npa.go.jp/pressrelease/2016/03/20160317_02.html

ストーカー規制法(同上)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/stoka/stoka.htm

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赤松 伊織
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豊受真報編集長、赤松伊織です。読者の皆様に様々な情報をご提供できるよう精進してまいります。豊受真報をご愛読くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。